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【REBORN】君の瞳に映るのは…(R18)

第2章 標的2



- 詠羽side -

『…』

京子がツナを会場に連れて行く
そんな2人の後ろ姿を最後まで見送った
2人が見えなくなってから私は
さっきから感じる何かに話しかける

『何で、ツナに力を貸してあげないの??』

それでも反応を示さない…か…

『別に私は構わないけど、
君はそれでいいの…??……リボーン』

リボーン…
そう、あのスーツを着ている赤ん坊の名前だ
ツナと仲良くなってから赤ん坊の名前を
やっと知る事が出来て名前を呼び合う仲になった

「…詠羽、やっぱりただ者じゃないな」

名前を呼び、暫くすると廊下の
端っこからひょっこりと姿を現すリボーン

『うん??私はただ
気配を感じただけだよ??』

「…」

うーん、信じてもらえないかぁ…
本当の事なのに…

『それよりも、良いの??
ツナ…またダメツナって呼ばれる様になっちゃうよ??』

「今のツナに手を貸しても
いずれにせよ失敗するのは明確だ」

『…??どういう事??』

「…おまえ、ツナの額の炎…見えてるだろ」

『うん、みんなは何でか
見えてないみたいだけど…』

「…」

え、何か不味い事言っちゃったかな??
リボーン…黙っちゃった…

「…今から話す内容は本来
関係者以外知っちゃいけない事だ」

『つまり、他言無用…って事だね??』

「話が早くて助かるぞ
…額の炎の正体はコレだ」

そう言いながらリボーンは小さい掌に
1個の銃弾を乗せて私に見せた

『これ…銃弾、だよね??』

「ああ、そうだぞ
コレの名前は死ぬ気弾って言って
ボンゴレファミリーの秘弾なんだ」

『う、うん…??
とりあえず、その秘弾をツナに
撃ち込む事であの状態になるって事だよね??』

「そうだぞ」

『ならそれを撃っt「但し、条件がある」…条件??』

「ああ、その条件とは撃たれた時…
つまり死ぬ間際に後悔があるかどうかなんだ」

『後悔??…じゃあ最初に見たツナの後悔は
京子に告白すれば良かったって事で…
2回目のは持田センパイに勝てたのにって事??』

「…今のツナは周りに
おだてられて調子にのってやがる
だから手を貸せないんだ」

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