五条悟に求愛されているのですが助けてください!❀R18❀
第1章 第一話 ❀ 一夜の過ち
「何って、わかるでしょ?」
後ろからやけに楽しげな声。
時折、チリッとし痛みが走る。
このままでは流されてしまう、は五条の腕を掴んだ。
「離してください!」
「冷たい事言うなよ。やっぱり昨日の事覚えて無いのかなぁ?」
ごろん、と体勢を変えられて五条に見下ろされる。
目隠しをしていない、綺麗な澄んだ空のような水色の瞳に囚われる。
(うわぁ···綺麗な瞳)
普段見る事の出来ない五条の瞳に、は思わず見入ってしまった。
「昨日も抱いてる時に僕の目をジッと見てたけど、気に入ってくれたのかな?」
(こんな事してる場合じゃない!て言うか、やっぱりヤッちゃったんだ···)
よりにも寄って、あまりにも厄介な相手と。
「違います。ただ、普段は見た事が無かったからちょっと新鮮だっただけです」
「ほーんとにぃ?で、昨日の事は覚えるの?覚えてないの?」
そんな事どちらでもいい、正直今は五条の中から抜け出したかった。