禪院直哉に溺愛されてるのですが助けてください!✿R18✿
第4章 第四章✿初めて:痛みと快感
──ちゅく、ちゅぐ···。
「ひぁっ···ん、っ、ンンッ」
直哉の舌はあくまでも優しく、蜜口から肉芽へと蜜を味わうように舌を這わせた。
今まで異性に触れられた事の無いソコに、舌で舐められるなど知識としては知ってはいたけれど、これ程までに恥ずかしい行為とは···背徳感に押しつぶされそうな感覚だった。
迫り上がる甘い声と吐息。
緊張と羞恥から身を固くしたままの。
握られた両腕から伝わる力の籠ったの手に、直哉は一度顔を上げ。
「、大丈夫やから力抜き。そしたらもっと気持ちようなるで」
「だって···、こんなの初めてで」
「知っとる」
「···恥ずかしくて」
「そんなん、俺かてドキドキしとるわ···触ってみるか?」
直哉は上半身の着物を脱ぐと、鍛え抜かれた肢体を露にさせた。
首筋から鎖骨へと流れる首のラインと、筋肉の付いた厚い胸、割れた腹筋と腕の筋肉の筋が綺麗に見えた。
「···、っ、···」
男の人の体を見るのは何も初めてでは無い。
けれど、こんなにも綺麗に引き締まって筋肉の付いた体を見たのは初めてだった。
息を呑むの手をやんわりと取り、直哉は自分の胸の辺りにの手の平を持って行った。