第3章 渇き / 伏黒甚爾
「とりあえず、何の用ですか?」
「あー。凛、、、だったよな。ちょっと話がしてぇんだけど。」
『えっ、、、私は何も話ないので帰ります、、、』
「、、、ふーん。そういう態度、、ね。」
ぴりっと殺気を飛ばすと2人は臨戦態勢になった。
『っ!硝子ちゃん!隠れて!』
「残念だ。」
腰のポシェットに手を伸ばす凛より速く"天逆鉾"を取り出し構えると、一般人がどよめく。
『っ!、、場所変えましょう。』
そう言って先に路地裏に消えていく。
目配せをしてもう1人の女に助けを呼ぶ指示を出してるのが分かる。
、、、俺がもう1人の女を殺すとは思ってないのか、、、?
とりあえず、硝子とか言う女をすれ違いざまに手刀で気絶させ、携帯を踏み潰し壊す。
路地裏の入口に座らせた。
『、、、ここまで来れば』
「おい。」
『、、ふぅ。』
ポシェットから人型の紙を出し口元に当てる。
ふっ と息を吹きかけると女神の様な呪霊とは思えない綺麗な呪霊を創造した。
、、、、、が。
創造された瞬間に天逆鉾で首を斬り消滅させた。
『っ!』
次の紙を出そうと手を伸ばす前にポシェットのベルトを切り奪う。
「、、、お前弱いな。」
『( 一瞬で、、嘘、、。)、、、。話聞きます。』
「時間稼ぎは無駄だぜ。さっきの女は殺した。」
『っ!? 硝子ちゃん!?』
焦りさっきの女の所に行こうとする凛の腹を殴り気絶させる。
『う"っ!』
「手荒な真似してごめんな。」
そのまま凛を担ぎ、仕事で使ってた誰も住んでいない部屋に連れてきた。
起きて暴れられても困るから、ベッドのフレームに手を括りつけ固定した。
、、、一目惚れってこういう事なのか?
逃げれば逃げるほど手に入れたくなる。
あの時見た瞬間から忘れられなくて、凛を想像して何回自慰した事か。
、、、俺は思春期の餓鬼か。
なんて考えてたら自身が勃ちあがってくる。
そりゃ目の前に居たらこうもなるわ。
そう思い、自身を取り出す。
軽く手で上下に扱き完全に大きくなった所で、凛の小さい柔らかそうな口に自身を押し付ける。
「っ。」
想像以上の柔らかさと暖かさで ぴくり と自身が反応する。