第2章 生きる為に背負う者
ターゲットと一度接触できたものの任務は難航していた
思ったより同行している忍が多かったのだ
「もしかして、他の団体とすでに合流をしたんでしょうか…聞いていた人数と大きく異なりますし…それに……」
が追いかけつつそう呟く
「あぁ。追跡していたオレ達、逆に囲まれちゃったみたいだね」
ははっと笑いかけるとは俯いてしまった
「…やるしかありませんね。カカシ先輩、どうしますか?」
「こちらは3人…私が今感知してるだけでも相手は15人います」
「…その人数だと連携して戦うのは難しそうだな。三手に分かれて対処しよう。さっきも言ったけど自分の命優先で、手加減不要だよ」
「テンゾウ、カカシさ…カカシ、その…この子達連れてってください。」
そういうとは羽が透き通った蝶をオレとテンゾウに1匹ずつ放つ
「ポケットかどこかに入れておいてもらえれば構いません。何かあった時に私はそれで状況を確認できますし…逆も然りです。私に何かあった時はその蝶は私の方へ戻ります。」
「ん、わかった。ありがとう。それじゃ2人とも、一旦、散!」