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いつかの幸せと、今隣で笑う君【NARUTO】

第1章 はじまり


「カカシさん、少しだけ失礼します」

「えっ?…う、うわ、くすぐった…っ!ははっ…」

傷口の近くに蝶が集まる

薬草の蜜を吸った蝶はもともと私が練り込んでいるチャクラを使い回復忍術を行う

「もうちょっとなので耐えてください」

必死に耐えるカカシさんはなんだか楽しそうだった

「よし、おしまいです」

「…お〜これは本当にすごいね、かなりくすぐったかったけど…こんなにすぐ傷口が治るなんて」

役目を終えた蝶はまた私の元へ戻る

「…大丈夫って聞いてたのに、差し出がましい事をして申し訳ないです。」

「いやいや、寧ろありがとうだよ。助かった。それじゃこの後は…」

「あっ!ご飯いきましょう!!」

「ははっ…必死だね〜」

言われるより前に今回は言うことができた

「先に誘われちゃったらまたお金受け取ってくれませんから」

「今日は治療までしてもらったからオレが払う」

「いえ、そもそもあの傷は私を庇った時にできた傷なので私が払います」

「それはオレがそうしたかったからだからが気にすることじゃない」

「そもそも私が誘ったんですよ!前回とルールが違います!」

そんなやりとりをしている間に定食屋さんが見えてくる

「。」

突然名前を呼ばれ振り返る

「はい?」

「の忍術はさ、綺麗だよ。」

カカシさんはやっぱりすごく優しいひとだ

「…ありがとう、ございます。」

「さ、行こうか。今日は何食べる?」

ポンと頭に手を置かれると先にカカシさんがお店に入る

「あ、ちょっと待ってください!」
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