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六作目 結城龍馬

第1章 本編


結城龍馬は、ある二人の女の子を待っていた。
天馬咲希と星乃一歌だ。

龍馬は穂波の婚約者ではあるが、浮気ではない。

「あっ!龍馬くん!」

「龍馬くん!」

「おっ、咲希に一歌じゃねーか」

「今日は、龍馬くんとデート!
小学生の時以来だな~!」

「うん、そうだね」

「だって、龍馬くんって、
背が小さい割に、カッコいいし、
男らしいし、ちょっと、カワイイ部分もあるし!」

「褒めすぎだぜ…照れるだろうが…」

「照れてる、龍馬くんも、カワイイ!」

と、咲希が龍馬に抱き着いた!

「ちょ、ちょっと、やめろ…人前だぞ?」

「アハハ…ごめん!ごめん!じゃあ、行こっか!」

「あぁ、そうだな、で、どこに行くんだ?」

「タピオカショップに行きたいな!」

「それを買いに行くんだな」

「うん!それじゃあ、レッツゴー!」

三人は、タピオカショップに来店した。
咲希曰く、ここは、結構、評判が良いとの事。

「あたしは、トロピカルタピオカ!
いっちゃんと、龍馬くんは?」

「私は、マンゴータピオカかな?」

「俺は、イチゴのタピオカにする」

三人はタピオカを食べて飲むのであった。

「う~ん、やっぱり、美味しい!」

「タピオカなんて、初めて飲んだぜ」

「えっ?そうなの?」

「あぁ、普段は、ブドウの、炭酸飲料水が、
好きだからな」

「へぇ~そうなんだね」

「それで、感想は?」

「まぁ…悪くない味だぜ?嫌いじゃないぜ」

「も~う!龍馬くん、つまり、好きってこと?」

「そこまでって、程じゃねーけど、
少なくとも、俺の口には合っているぜ?」

「じゃあ、龍馬くん、アタシに、
またテニス教えてよ!」

「またか?仕方ねーな、
言っておくが、俺はテニスは、もうやらねーぞ」

「えっ、龍馬くんって、テニスやらないの?」

「過去は、もう捨てたんだ、
テニスなんて、やりたいって思いなんぞ、ねーな」

「そういって、龍馬くん、アタシにテニス教えている時、
夢中に教えていたくせに~!」

「そ、それは…咲希が、教えて欲しいって、言うから…」

「龍馬くんって、優しいね」

「まぁな…」

と、結城龍馬は、また照れだした。
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