第1章 本編
五人でデートに出かけることになった。
辿り着いたのは…ラーメン屋だった。
「ラーメンのお店だよ、前から気になっていたんだ」
ラーメン屋に来店した。
「私は、豚骨ラーメン」
他の4人も同じのを頼んだ。
こうして、五人で豚骨ラーメンを食べるのだった。
「この店って、美味しいの?志歩ちゃん?」
「安いからね、ラーメン初心者にオススメのお店だよ、
豚骨ラーメンが、600円で食べられるからね」
「へぇ~それって、安いの?」
「普通のラーメンだったら、700円以上は、ザラだよ?
高いラーメンで、3000円」
「俺達が、食っている、600円の豚骨ラーメン、
5皿分じゃねーか」
「でも、値段が安い割には、美味しい」
「へぇ~そうなんだね」
その後
「ラーメン、美味しかった~」
「うん、これは、満足だった」
「ラーメンなんて、初めて食った気がするぜ?」
「龍馬くん、そうなの?」
「テニスやっている時は、カロリーとか、制限したり、
食べ物に、気を使ったりしていたからな、
オーガニックとかに、拘っていた時期もあった、
でも、俺はクレープジュースが好きだが」
「へぇ~そんな部分もあるんだ」
「まぁな、でも今は、テニスは、やらねーから、
事実上、好きな食べ物が食べられる状態だからな」
「そうなんだね」
「あっ、龍馬くんも、私たちのライブ、観に来てよ!」
「気が向いたらな」
「こうやって、遊んだの、小学生の時以来かな?」
「そうだな」
「小学生時代のアタシ達は、龍馬くんを巡って、
熾烈な争いが、繰り広げられていたからね、
それで、その勝者が、ほなちゃん!
ほなちゃんは、龍馬くんと将来、
婚約することを誓ったのだった!」
「オイオイ、勘弁してくれよ…」
「でも、龍馬くんが、私を選んだ理由って、覚えている?」
「覚えているぜ?
俺は…穂波の全部が好きだ」
「えっ、それだけ?」
「他に何がある、俺は穂波に惚れて、告白をした、
それだけのこと、じゃねーか」
「そう…だね…」
「私だって、龍馬くんのこと、好きだし」
「あっ、私も…好き」
「ちょっと!ちょっと!
アタシだって、龍馬くんのこと、好きだよ?」
「俺は穂波しか、愛せない」
「龍馬くんらしいね」
「やれやれだ…」