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六作目 結城龍馬

第1章 本編


五人でデートに出かけることになった。
辿り着いたのは…ラーメン屋だった。

「ラーメンのお店だよ、前から気になっていたんだ」

ラーメン屋に来店した。

「私は、豚骨ラーメン」

他の4人も同じのを頼んだ。

こうして、五人で豚骨ラーメンを食べるのだった。

「この店って、美味しいの?志歩ちゃん?」

「安いからね、ラーメン初心者にオススメのお店だよ、
豚骨ラーメンが、600円で食べられるからね」

「へぇ~それって、安いの?」

「普通のラーメンだったら、700円以上は、ザラだよ?
高いラーメンで、3000円」

「俺達が、食っている、600円の豚骨ラーメン、
5皿分じゃねーか」

「でも、値段が安い割には、美味しい」

「へぇ~そうなんだね」

その後

「ラーメン、美味しかった~」

「うん、これは、満足だった」

「ラーメンなんて、初めて食った気がするぜ?」

「龍馬くん、そうなの?」

「テニスやっている時は、カロリーとか、制限したり、
食べ物に、気を使ったりしていたからな、
オーガニックとかに、拘っていた時期もあった、
でも、俺はクレープジュースが好きだが」

「へぇ~そんな部分もあるんだ」

「まぁな、でも今は、テニスは、やらねーから、
事実上、好きな食べ物が食べられる状態だからな」

「そうなんだね」

「あっ、龍馬くんも、私たちのライブ、観に来てよ!」

「気が向いたらな」

「こうやって、遊んだの、小学生の時以来かな?」

「そうだな」

「小学生時代のアタシ達は、龍馬くんを巡って、
熾烈な争いが、繰り広げられていたからね、
それで、その勝者が、ほなちゃん!
ほなちゃんは、龍馬くんと将来、
婚約することを誓ったのだった!」

「オイオイ、勘弁してくれよ…」

「でも、龍馬くんが、私を選んだ理由って、覚えている?」

「覚えているぜ?
俺は…穂波の全部が好きだ」

「えっ、それだけ?」

「他に何がある、俺は穂波に惚れて、告白をした、
それだけのこと、じゃねーか」

「そう…だね…」

「私だって、龍馬くんのこと、好きだし」

「あっ、私も…好き」

「ちょっと!ちょっと!
アタシだって、龍馬くんのこと、好きだよ?」

「俺は穂波しか、愛せない」

「龍馬くんらしいね」

「やれやれだ…」
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