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五作目 松野唯吹

第1章 本編


バンドイベントが、
小さなライブハウスで、行われるのであった。

「他のバンドグループの人に、声をかけてみようよ!」

「勝手にしたら?」

「唯くんは、冷たいなー!」

「あっ、あの人たちは?」

「こんにちは!」

「あっ、こんにちは!ひょっとして、参加者?」

「そうなんです!私たち、metamorphoseなんです!」

「そうなんだね、私は望月穂波です!
Leo/needのドラムをやっています」

「後藤誠一!ドラムです!」

「あたしは、天馬咲希!キーボード!よろしくね!」

「僕は、松野唯吹です、よろしくお願いします」

「星乃一歌だよ、よろしくね、
私は…ボーカルとギターだよ」

「潮田風夏です!ボーカルです!」

「田中真由、ギター」

「日野森志歩、ベース担当」

「えっと…倉谷愛理です…ベースやっていますっ!」

すると、咲希さんが、僕に話しかけてきた。

「唯くんのこと、唯くんって、呼んでいい?」

「いいですけど…」

「あっ、じゃあ!唯くん!今日は、楽しもうね!」

「あっ、楽しみましょう!」

「応援しているから!」

「ありがとうございます!」

そして、metamorphoseの出番になり…

「こんにちは!metamorphoseです!
今日は初めてのライブなので、精一杯頑張ります!
それでは、聴いて下さい!最初の曲!」

風夏の息を吸う音が聞こえる。
それを合図に、誠一のドラムが最初の曲を飾った。

今日までたくさん練習してきた曲だ。
いつもより、調子がいいと感じた。

楽しい…小さなライブ会場で、観客の声が、
ハッキリと聞こえる…
初ライブにしては、中々の出来だった。

「ありがとうございましたっ!」

僕が最後の一音を奏でると、風夏が、お礼の言葉を述べる。
会場は、暖かさに包まれた。

ステージ裏にて、Leo/needのメンバーは、
満足そうな表情をしていた。

「すっごく良かったよ!唯くん!」

「ありがとうございます」

「また、ライブが出来るといいね」

「はい、そうですね」

「じゃあ、次はアタシ達の番だから、見ててね!」

Leo/needのライブが、始まって、
僕たちは、ステージの裏から見ていた。

それから、metamorphoseとLeo/needは、
一緒に談笑をして、帰宅に着くのであった。
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