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【R18】呪術廻戦 僕を照らす光

第2章 極秘任務


理科室に虎杖くんが足を踏み入れた途端に視界が紫色の煙でいっぱいになる


恵くんが振り返って
必死に私に何かを言おうとしているのを最後に


意識がぷつりと途絶えてしまった








『‥‥?』





どれくらい時間が経ったのか

もしかしたらほんの数分の出来事なのかもしれない




重たい瞼をゆっくりと開くと目の前には複数の男の人





「やっと目覚ました〜!おはよう!気分はどう?!もうムラムラしてきたっ?!」




『ん‥恵くんと‥虎杖くんは‥?」




ぐいっと顔を近づけてくる男の人から目を逸らして周りを見渡すけれど2人の姿が見当たらない




「あの2人は君のなんなの?まぁどーでも良いけど!邪魔されても困るし物置に閉じ込めといたよ!それより身体熱くないっ?」



興奮した様子で息を荒くして顔を近付けてくるこの人ももしかしたらさっきの煙にやられてしまったのかもしれない




『あの‥皆さんは身体大丈夫ですか‥?さっきの2人を呼んできて欲しいんですけど‥』




まだ頭にモヤがかかっているような感覚で
事態をイマイチ把握しきれない





「俺たちは特殊なマスクしてたから大丈夫なの!あの2人は‥そうだな〜‥やる事やったら無事に解放してあげる」




『っ‥?!』




顔を近づけてきていた男の人が私の頬をすっと撫でるだけで身体がびくりと反応して一気に発熱したかのように熱を持つ





「お!効いてきた?!顔真っ赤にして可愛い〜!こんな可愛い子とヤレるなんてめっちゃ最高じゃん!!」




『これは‥っ‥一体‥』




身体がどうしようもなく疼き出して
立ちあがろうとしても全身に力が全く入らない



恵くんの事も
虎杖くんの事も心配なのに



立ち上がる事すら出来ないなんて‥っ





「これはね〜‥いい薬なの。セックスがしたくてしたくて堪らなくなる薬。」





『んっ‥はぁっ‥離してっ‥』




隣にいたガタイのいい男の人達に身体を持ち上げられて
実験用の大きな机の上へと運ばれる


熱を持った身体は苦しくて
すでに息がきれはじめる




「そうそう‥早くしないと死んじゃうよ?この薬、セックスがしたくなると同時に全身に毒がまわっていってね‥沢山の精液を注がないといけないの。精液が解毒剤ってわけ。分かる?」
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