• テキストサイズ

【R18】呪術廻戦 僕を照らす光

第1章 新入生


五条side




「はぁ‥ほんとに‥どうやったら僕だけのものになんの‥?」





熱いシャワーを頭から浴びながら
壁に手をつく



高専内にある自身の部屋に帰ってきて

ベッドに寝かせたの身体をみると
傑がつけたと思われる痕が沢山ついていた


抱いてはないけれど‥



恵や棘と触れ合った形跡もある




上の奴らもの事欲しがるし‥



どいつもこいつも本当に‥




ガシガシと頭を乱雑に洗って
身体についた汚れを洗い流す



濡れた髪を拭きながら寝室を覗き見ると

相変わらずすやすやと可愛い顔で眠るの姿に心が少し和む


さっとズボンだけ身につけて
濡れた髪の毛も乾かさずにが眠るベッドへと潜り込む





『ん〜‥?しゃ‥とる‥?』





大きな瞳を閉じたまま
猫のようにすりすりと僕の胸板に擦り寄ってくる




「そうだよ‥ただいま」




柔らかい身体を抱きしめる


『ん‥おか‥えり‥』



温かな体温を求めるように両手を伸ばして抱きついてくると
またすやすやと眠り出した



「‥まぁ今日は寝かせてあげるけど、次は覚悟しといてよ?」




本当は今すぐにでも犯したい



僕以外に抱かれた身体を上書きするように


全てを奪いたかった








それでも‥


昨日の夜がどれだけ大変だったか
硝子からも散々聞かされたし




のおかげでたくさんの命が救われたって伊地知が力説してたから



今日のところは勘弁してやろうかと思う


うっすらとくまのできた下瞼を指先でなぞって


すぅすぅと寝息を立てるピンク色の唇にそっとキスをする




腕の中に抱きしめる温もりに今日1日の疲れがドッと溢れ出してきて目を閉じた




「はぁ〜‥マジで癒される‥」






この呪術界に身をおいていると




それはもう


悲惨な現場に出くわす事が多い




多いと言うか殆どそうだ






まとまった休みなんてのは
いつとったかも忘れたくらい多忙で




七海が呪術師はクソだと言うのもよく分かる





それでも僕が

こんな世界でやっていけてるのは



呪いで溢れた暗い世の中を柔らかく、温かく照らすの存在があるからだ
/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp