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【R18】呪術廻戦 僕を照らす光

第1章 新入生


伏黒side




『恵くん‥?』





『もしかして‥熱ある‥?』




おでこに触れようとした手を掴んで





ずっと触れてみたかった唇にキスをする


柔らかな唇




『んっ‥‥ぷはっ‥ど‥どうしたの‥?なんかあった‥?』




触れるだけのキスじゃ収まらなくて




舌を入れてさんの口内を蹂躙したけれども


まだ俺の調子が良くないかと心配してる





そんなんじゃないんだよ





俺は‥




「さんのことが‥」





気持ちを伝えて

そのまま少し強引にでも身体を重ねてしまいたかった






そんな俺を阻止するように保健室の扉がゆっくりと開く





「を探しにきたんだけど‥お邪魔だったかな?」




「夏油先生‥」




表情の読めない薄い笑いを浮かべたままゆっくりとこっちに近づいて来る




『傑?!早かったね!お邪魔じゃないよ?恵君の怪我治してたところだよ!傑はどうしたの?』




俺の気持ちなんかつゆ知らず



鈍感なさんが何にも気付かずにむくりと起き上がる





「そうかい?それなら良かったよ‥ちょうどに頼みたい事があってね‥借りていくよ?」





さんの細い腰をぐいっと引き寄せて

目を細くして微笑んでいる




『大丈夫?何かあったらすぐに呼んでね?』




「大丈夫です‥ありがとうございました」





「さぁ行こうか‥」




心配そうに振り返るさんの腰を抱いたまま
保健室から出て行ってしまった




左手には黒い大きな玉が握られていた



倒した呪霊を体内に取り込む為に
飲み込むらしいけど



なんせ想像を絶する味らしい
飲み込むには相当の苦痛を伴うらしく




俺には絶対無理だねと昔五条先生が言っていた




そしてその苦痛を和らげられる唯一の方法が
さんとのキス‥らしい



反転術式を使えるだけでも貴重なのに



それに加えて特殊な体質らしいさんの血液や体液は


毒を分解する力があったり

麻酔のように痛みや苦痛を感じなくさせる効果があるらしい




つまりキスやセックスを行う事で治癒を行えるという何ともまぁ夢のような話だ
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