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【R18】呪術廻戦 僕を照らす光

第1章 新入生


二年生の体術の授業も終えて

保健室へ戻ると硝子ちゃんが帰る準備をしていた



『硝子ちゃん!昨日は大変だったね!お疲れ様!』



「もお疲れ様。一回帰って仮眠とってくるね」




そう言うとふっと笑って私の頭をワシャワシャと撫でる





『うん!気を付けて帰ってね!』




硝子ちゃんと別れて暫くすると
昨日の疲れと体術の疲れもでてきたのか一気に身体が重たくなる




『わたしも‥今日はもう授業ないし‥誰か運ばれてくるまで仮眠しようかな‥』




保健室のベッドに潜り込んで目を瞑ると
あっという間に睡魔に襲われる














「‥さん‥さん‥?」




『ん‥』




ゆっくりと目を開けると目の前に恵君の顔があってびっくりして飛び起きる




『恵くんっ?!どうしたのっ?!怪我‥?すぐ治すから待ってね‥』




慌ててベッドから降りようとしてバランスを崩す




「っと‥大丈夫ですか?」




恵君の腕が私を受け止めてくれたから身体を打たずにすんだ




『ご‥ごめんねっ!それより怪我は‥っ?』




「全然大した怪我じゃないんですけど‥」


 

肩を押さえる恵君のブレザーを脱がせていく



『肩あげにくいよね‥?制服脱がせちゃうね?』




「はい‥」




制服のボタンを全て外して前を開けると肩に強く打ったような打撲痕ができていた



『痛かったね‥ちょっと待ってね‥』



恵君の肩にそっとおでこをあてて反転術式を使うとぽわっと明るくなって傷が治っていく



「寝てたのにすいません‥家入さんもいなかったので‥」




『全然大丈夫だよ!いつでも言ってね!任務お疲れ様だったね〜何か飲む?』



恵君のふわふわした髪を優しく撫でて立ち上がる




恵君の事は小さい時からみてるから
弟みたいで本当に可愛くて

つい顔が緩んでしまう


「‥そうやってさんはいつまでも俺の事子供扱いするんですね‥」





『えっ‥?』



お湯を沸かす為にケトルに水を入れてから恵君が座っているソファの横に腰掛ける



「俺だっていつまでも子供じゃないんです‥いつになったら俺の事も意識してくれるんですか?」



とさりとソファに私の体を押し倒す
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