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【R18】呪術廻戦 僕を照らす光

第1章 新入生


狗巻side


俺の前で長い棒を持って構える先生



『棘君‥よろしくお願いしますっ!』



「しゃけっ!」




それにしてもさっきはドキッとした‥




ビチャビチャになったシャツから透けて見えた黒いレースの下着‥




どんくさい先生の事だから何度かこういうトラブルがあって下着が見えたことはあったけど‥



あんなにセクシーなのは初めて見た‥




『あれ‥棘君?また顔赤いけど大丈夫‥?』



「しゃ‥しゃけ!!」




持っていた竹刀を構え直して先生の背後にさっと回る




そしてそのまま後ろから首筋に竹刀をぴたりとあてがう



『わぁっ‥やっぱり早いねっ‥』



先生は反転術式が使えるから何度か任務に同行してもらった事もあるけど



とにかく‥


本当に‥



目が離せない



気付けば誰かに口説かれているし



呪霊までも魅了してしまうのか‥
えっちな呪いに取り憑かれている事もよくある



だからこうしてよく体術の授業にも参加しているんだけど





ふにゃりと柔らかい笑顔でまた長い棒を構え直して俺の前に立つ



『もう一回っ!お願いします!』




「しゃけ!」




遠くの方でパンダと真希がやり合っているのが見える






『えいっ!』



「こんぶっ!」




長い棒をヒョイっと掴んで上に放りなげると先生も一緒に飛んでいく





『わっ‥!わぁっ‥びっくりした‥棘君ありがとっ‥』




上から降ってくる先生を両手でキャッチする




「‥つな?」




華奢な手首についた赤い痕








『えっ?!これっ?え‥と‥腕時計のあとかな‥?!』




大きな目がきょろきょろと泳いで
あからさまに取り乱す




両手首についてあるからそんなはずないのに‥



本当に相変わらず嘘が下手な人



「おかか‥こんぶ‥」



『えっ?!違うよ‥あの2人はなにもっ‥』



五条先生と夏油先生が先生に手を出している事は知っていた



まるで他の生徒達を牽制するように寮の先生の部屋から3人の声が聞こえてきたからだ



先生は気付かれてないと思ってるみたいだけど
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