• テキストサイズ

四作目 石田秋彦

第1章 本編


今日も、石田秋彦は花里みのりと一緒にいた。

「なぁ、みのり、今日の動画見たよ!
みのりちゃん、ワイイかったよ!」

「えへへーそうかな?」

「流行りのアイドルと一緒に共演したな?」

「うん!そうなの!
あの時は、失敗しそうだったけどね」

「でも、最後まで、頑張ったじゃん!」

「うん!秋彦くんに、それに、ファンのみんなの
おかげだよ!」

「みのりちゃん、ファンが出来たんだね!」

「うん!わたし、自身が付いてきたよ!」

すると、一人の女の子が、やって来た

「あっ、花里みのりさんですか…?」

「えっ?そうですけど?」

「コラボ動画観ましたよ!
とっても、よかったです!」

「観てくれたの?ありがとう!」

「あの…みのりさん…
私と一緒に、お買い物にいきませんか?」

「ええええっ?わ、わたしと、お買い物!?」

「はい!私、みのりさんのこと、
色々と知りたくなりました!」

「それは、嬉しいけど…どうしようかな…?」

「行ったらどう?俺はこの場で退散するからさ」

「えっ、でも、秋彦くんが、いないと…
心配になっちゃうな…」

「隣の人は?」

「石田秋彦だ、みのりの幼馴染」

「そうなんですね!」

「あぁ、キミの名前は?」

「私は木山夏海って、言います!
中学二年生です!」

「木山さんって、七百中学の子?
制服着ているから、何となくかな?って、思ってて」

「はい、そうですけど…」

「俺も七百中学なんだ、奇遇だね」

「そ、そうですね…」

すると、秋彦の携帯から、着信が鳴った

「もしもし?え?学級委員長から呼び出し?
わかった、今から行く」

「どうかしたの?秋彦くん?」

「ごめん、俺、呼び出しがあるから、
二人で、楽しんで来いよ」

と、石田秋彦は、この場から、去った。

「うんっ!じゃあ…夏海ちゃん、
一緒に行こ!」

「はいっ!」


こうして、みのりと夏海のデートが始まった

「あの、さっきの人は、何だったんですか?」

「わたしの大切な幼馴染でね、
秋彦くんは、とっても、頼りになるの!」

「頼りになる、幼馴染…スゴイ…」

「それで、どこに行く?」

「私、みのりさんをコーディネートしたいです!」

「コーディネート!?」

「はいっ!みのりさんを可愛く、
コーディネートしたいです!」

「よーし!頑張るぞー!」

/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp