第29章 白石家のパパとママが小さい頃のアルバムを見ました

蔵「まぁ…とりあえず俺と義兄さんが似てるのは置いておいて……義父さん、お願いがあります。」

俺は正座しながら真剣な眼差しで義父さんを見た。

涼子父「えっ……どうしたんだい？そんな畏まって…なんか怖い…」
優「あっ！分かったで！この可愛ぇ写真の時に履いてたママのパンツくださいって言うんやろ？？」
幸「えっ！？パパ…そんな変態みたいな事言ったらあかんで？」
達「パパ変態や〜！」
萌「ぶー！！」
幸「ほら、萌ちゃんもキショいから黙っとき言っとるで？」
蔵「ちゃうわ！(あるなら欲しいけど)」
優「じゃぁ何やねん？？」
蔵「義父さん…このアルバムを僕にください！」
「なんか娘さんをくださいみたいなノリね…」
涼子父「あぁ…どうぞどうぞ。」
「こっちはなんか軽っ！？」
涼子父「だって愚息が予備のアルバム死ぬほど作ってったからな。」

義父さんにアルバムが置いてあった部屋に連れて行かれると涼子ちゃんメモリアルと書いてあるアルバムが大量に置いてあった。

蔵「………宝の山や！！」
「いや、また大袈裟だから。てか、アルバム減ったら馬鹿兄貴が騒ぐんじゃない？」
涼子父「大丈夫大丈夫！アレは昔から大雑把な性格でちょっとやちょっと物が減ったって気付かんよ。貯金箱からちょっくら拝借しても全然気付かないし？それに気付いても涼子が持ってったって言えば納得するだろ。」
「あぁ…なるほどね…流石馬鹿兄貴だわ。」




終