• テキストサイズ

高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第29章 白石家のパパとママが小さい頃のアルバムを見ました


義父さんはしばらく落ち込んどったけど、気を取り直して涼子ちゃんのアルバムを見せてもらった。

蔵「こっ…これはっ……」
幸「わ〜!萌ちゃんそっくりで可愛ぇ〜!」
達「ホンマや〜!」
優「萌ちゃんが巨大化したみたいやな!」
萌「まんまぁ〜!」
「巨大化じゃなくて大きくなったとかお姉さんになったとか言っ………えっ?蔵ちゃんどうしたの!?」

俺はアルバムを見て感動ながら涙を流していた。

蔵「だって…国宝級の可愛さやん!!なんでこないに可愛ぇの?萌ちゃんも大きなったらこうなるってことやろ??どないしよう!?可愛過ぎて心臓止まるかもしれへん!」
「そんな大袈裟な…」
蔵「大袈裟とちゃうで!?なぁ?義父さん??」
涼子父「まぁ…可愛いんは分かるで?でも流石に大袈裟…」
蔵「何言っとんねん!?ただ可愛ぇんとちゃうで!?国宝級やん!?えっ??分からんの??義父さんホンマに涼子ちゃんの父親なん!?」
涼子父「……なんかそのセリフ聞き覚えのあるような…。」
「馬鹿兄貴が言ってたんじゃない?」
涼子父「…あぁ!思い出した!あの愚息がアルバム見ながら鼻息荒く可愛い可愛い言ってたから俺が大袈裟って言ったら『この国宝級の愛くるしさが分からんのか!?それでもラブリーな涼子たんの父親かー!!』って言っとったな。」
「なんか言ってるの想像できるわ。」
幸「なぁ?ママ??愚息って何なん??」
「残念な馬鹿兄貴の事だよ?」
優「あのオッサンかいな!」
達「パパとおっちゃん同じなの?」
「同じ事言ってるね〜!」
蔵「………なんか義兄さんと同じにされるんは嫌やわ…。」

あの義兄さんとは相変わらずの関係やねん。俺は仲良くしたい思っとるんやけどな…。
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp