第30章 白石家の長女が逆ナンを撃退します
ある日の休日、家族でデパートに行った。
蔵「涼子ちゃん?今日は俺らが出会って12年と5ヶ月と3日の記念日やな!」
「え〜?それって何でもない普通の日じゃない?」
蔵「へ〜…そういう事言うん?せっかく記念日やから好きな物買ったろう思ったのになぁ〜」
「そうそう!今日は記念日だよね?えっと…11年と3ヶ月と2日だっけ?」
蔵「全部間違っとるで!?12年と5ヶ月と3日や!」
「……まぁいいじゃない?毎日が私達にとっては記念日って事で!だからバッグと財布と靴とネックレス買って〜?」
蔵「いや、誕生日や結婚記念日とはちゃうからそんな何個も買えへんよ?今日は1つな?萌ちゃんも可愛ぇ他所行きの服買おうな?」
萌「あ〜い!」
優「ママと萌ちゃんだけズルいで!」
達「たっちゃんも玩具買って!」
幸「僕カッコイイ靴欲しい!」
蔵「もちろんみんなにも何か買ったるで!」
優「よっしゃ!ゲームソフトとマイク◯のブロックとちっこいくせにクソ高いケーキ10個買ってもらお!」
達「たっちゃんは仮◯ライダーの玩具とプリン10個〜!」
蔵「いや、そんなには買えへんからな?玩具とか靴とか何か1つにしよう?」
「たっちゃん?プリン10個は食べ過ぎだから大きいの1つ買ってこうね?」