第28章 白石家のパパのパンツが行方不明になりました
とある夕方に、いつも明るく平和な白石家で事件が起きた。
蔵「……ないーーー!!」
「蔵ちゃん?何騒いでるの??」
蔵「ここに置いておいたアレがないんや!!」
「アレって??」
蔵「アレやねん!おニューのパンツや!」
そう…風呂上がったら履こう思って部屋着と一緒に置いておいたパンツが行方不明になってしもうたんや。
「置き忘れたんじゃないの??」
蔵「いや!絶対ここに置いたはずなんや!」
「とりあえず別のパンツ履けばいいじゃない?上だけ着て下何も履いてないからまるで変態みたいだよ?」
愛する旦那様に向かって変態とは失礼やな…確かに今フルチンやけど。
蔵「あかんねん。今日はあのパンツを履こうって心に決めとったんや!せやから他のパンツで妥協するわけにはいかんのや!」
「いやいや。子供達が真似するから妥協してちょうだいよ?」
涼子ちゃんに言われ俺らのやり取りを見とった子供らの方を見てみると優ノ介と逹ノ介が俺の真似してフルチンで大笑いしとった。
逹「パパの真似や〜!」
優「フルチン星人参上!!」
幸「二人ともやめた方が良ぇんとちゃう?変態の仲間やと思われるで?」
幸ノ介も失礼なやっちゃなぁ…。