• テキストサイズ

高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第27章 白石家がプールに行きます


気を取り直して準備体操をした後、涼子ちゃんは萌ちゃんと赤ちゃん用プールへ行き俺は3人を連れて幸ノ介の行きたがっていた流れるプールへ入ったんやけど…

達「ゔぁー!!流されるー!!ごわいよー!!」

初めて入った流れるプールが怖いらしく達ノ介は泣きながら俺にしがみついた。

蔵「そんなに流れ早くないから大丈夫やって!」
優「たっちゃんはビビりやなぁ?俺は余裕やで〜!」

そう言いながら優ノ介は浮き輪を付けた状態で1人流されて行った。

蔵「あー!!優ちゃん1人で行ったらあかんて!幸ちゃん!優ちゃん先に追っかけて!」
幸「おん!任せとき!優ちゃーん!1人はあかんで!迷子になる!」

先に幸ノ介に優ノ介を追いかけてもらい、俺は達ノ介を抱っこしながらその後を追いかけた。

蔵「優ちゃん?人がいっぱいなんやから1人で行動したらあかんで?それに水の中なんやから万が一溺れたら大変やろ?」
優「は〜い…つーか、たっちゃんいつまでビビっとるん?」
達「だって!流されるんやもん!」
幸「なぁ?一周終わったら別のプール行かへん?たっちゃん泣きっぱなしやからちょっと可哀想やし。」
蔵「せやな?じゃぁ、あっちの子供向けのプール行こうか?」

俺らは流れるプールを一周した後、子供向けの浅いプールに向かった。そこでちょっとしたトラブルが起きた。

女の子「お兄ちゃ〜ん!遊んで〜!」
蔵「えっと…おじちゃん子供らの面倒見なあかんからごめんな?」

だいたい優ノ介くらいの年頃の女の子に何故か懐かれてしまい、くっついて離れてくれへんのや。

女の子「いや〜!お兄ちゃんと遊びたい〜!!」
優「なんで子持ちのオッサンがこないにモテるん!?」
蔵「自分がオッサン言うんはあかんで!?」

なかなか離れてくれず困っていると隣の赤ちゃん用プールから叫び声が聞こえた。

萌「パパー!!パーパーパーパー!!!」

ん!?萌ちゃんが俺を呼んでいる!!

蔵「萌ちゃーん!パパが今行くでー!!!幸ちゃん!2人を頼む!」

俺は女の子を引き離してから急いで萌ちゃんの居る赤ちゃん用プールへ行った。
/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp