第4章 白石家のパパは毎日忙しいです
俺は白石蔵ノ介、30歳で4人の子供の父親や。
今も結婚前から勤めてる調剤薬局で薬剤師として働いとる。
夜勤やない日は毎朝6時に起きて子供らの朝ご飯の準備を始める。
蔵「ん〜…今日はハムエッグで良ぇな。」
ハムエッグと付け合わせの野菜を用意しとると長男の幸ノ介と次男の優ノ介が起きてくる。
幸「パパ、おはようさん。」
優「おはよ…」
蔵「おん!幸ちゃんと優ちゃん、おはようさん!今日はハムエッグやで?もぅすぐできるから手洗いうがいして顔洗ってきな?」
幸「おん……。」
優「ん〜…」
二人ともまだ起きたばかりで眠たそうやな。まぁ顔洗えばちょっとは目ぇ冷めるやろ。
「蔵ちゃんおはよう!いつも朝ご飯ありがとうね!」
萌「あぅ〜!」
逹「パパ〜!おはよ〜!」
おっ!愛する妻の涼子ちゃんと我が家の天使の萌ちゃんと三男の逹ノ介も起きてきたで!
蔵「涼子ちゃんと萌ちゃんとたっちゃん、おはようさん!朝飯は俺がやりたくてやっとるんやから良ぇんやって!涼子ちゃんは夜中でも萌ちゃんにおっぱいあげたりで大変なんやからな。…それよりこっちおいでや?」
俺は朝のチューをする為に涼子ちゃんをキッチンに呼んでチューをする。
「蔵ちゃ〜ん!」
蔵「涼子ちゃ〜ん!ちゅ〜!!」
優「あー!!パパとママがチューしとる!」
逹「チューチュー!!」
幸「2人とも!こういう時は見えないフリするんや!」
流石長男やな。幸ノ介はよく夫婦でイチャイチャしとるんを見ても見て見ぬフリしてくれたり二人きりにしてくれたりと気を使ってくれるんや。なかなか出来た息子やろ?