第22章 白石家に懐かしい友人達が遊びに来ました
幸村「可愛いなぁ。」
不二「そうだよね。女の子良いなぁ。」
蔵「二人とも男の子だけやもんな。女の子はホンマ可愛ぇで?自分の可愛ぇ嫁さんにそっくりやと更に可愛いさ増し増しやし?」
「もぅ…蔵ちゃんったら人前でそういうこと自慢げに言わないの!」
蔵「照れんでも良ぇやん?ホンマの事なんやし?」
幸村「ふふっ…白石は相変わらずだなぁ。」
達「ねぇねぇ!」
話していると逹ノ介が不二君と幸村君の服の裾を引っ張って話しかけた。
不二「ん?達ノ介君どうしたのかな??」
逹「ちやうの!たっちゃん!」
不二「クスッ…たっちゃんね?どうしたの??」
達「あのね……たっちゃんお姉ちゃん達にあげたい物あるの。」
幸村「………え?お姉ちゃん?」
達「うん!お姉ちゃん達可愛いからたっちゃんの宝物あげりゅ!」
そう言うと達ノ介はポケットから取り出したダンゴムシを見せた。えっ!?てか、なんでンなもんポケットに入れとんねん!!
不二「えっと…ダンゴムシだよね?」
幸村「たっちゃん?ダンゴムシも生き物だからポケットには入れない方がいいと思うよ?」
達「………たっちゃん…お姉ちゃん達喜んでくれる思ったのに…」
優「ははは!たっちゃんはお子様やなぁ?そないなもんで女は靡かへんで?女ってのは花が好きなんや!」
今度は優ノ介が不二君と幸村君に花を差し出した。……って!!何やっとんねん!!
「ちょっと優ちゃん!それパパが育ててるマリーゴールドじゃない!勝手に摘んだらダメでしょ!」
蔵「せやで!それに二人ともごっつ勘違いしとるで!!」
優「ん?何がや??」
幸「二人とも男の人やで??」
優&達「「………えーーーーっ!?」」
優「ホンマに男なん!?」
不二「クスッ…男だよ?」
達「チンチンありゅの?」
「ちょっ…たっちゃん!そういう事言わないの!」
幸村「あはは…あるよ?」
達「うしょだ!!」(嘘だ)
幸村「え〜?嘘じゃないんだけどなぁ。」
達「じゃぁ見せて!」
不二「ん〜わざわざ見せるものではないから恥ずかしいかな?」