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高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第19章 白石家の三兄弟が激しく勘違いをしました


風呂から上がった後も幸ノ介達の様子が変やった。

蔵「……なぁ?さっきからどないしたん??パパ何かした??良ぇ加減にせんとそろそろ泣くで!?」

俺は限界になり情けない脅し文句を言ってしもうた。

幸「……ホンマはパパやないくせに。」
蔵「……へ??」
優「優ちゃん達のパパちゃうんやろ!」
達「ちゃうんや!」
蔵「んなわけないやろ?自分らの顔見て!?パパそっくりやん!何言っとるん?」
幸「ホンマは女のくせに!!」
蔵「……え?なんでやねん!?自慢とちゃうけど昔から美形とは言われてたが女の子と間違えられたんなんてせいぜい幼稚園入る前までやで!?今はどう見ても男前のイケメンやろ??それに立派な男の象徴が付いとるやん!」
優「嘘や!そのチ◯コかて偽物なんや!!」
達「チ◯チン偽物や!」
蔵「いやいや、偽物なわけあらへんやん!?ホンマ自分らさっきから何言っとんねん!?」
幸「証拠があるんやで!!」

幸ノ介はある写真を俺に証拠として突き付けてきた。

蔵「………ん?これって…」
幸「どうや!これがホンマは女やっちゅー証拠や!」
「ねぇ?さっきから何を騒いで……あー!!この写真!!」

騒いでいると萌ちゃんを抱いた涼子ちゃんがやって来て写真を見るなり驚いた反応を見せた。

萌「パァパ!」
「ねぇ?これって中学でやった木下藤吉郎祭の時の写真でしょ??」
蔵「おん……せやな。でもなんでこれを幸ちゃんが持っとるん??」
幸「アルバム見てたら出てきたんや。」
優「隠すように入ってたんやで!」
逹「見せたらあかんやつや!」
蔵「いやいや!見られたら恥ずいだけで困るわけやないで??」
幸「ホンマは女やったって認めるんやな?」
蔵「せやから…女ちゃうって言っとるやん!?これは女装や!女装!」

そう…木下藤吉郎祭の写真とは俺が女装喫茶やった時の写真やねん。
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