第13章 白石家の子供達がテニスに興味を持ちました
ある日の夕方、涼子と子供達は蔵ノ介の中学時代のアルバムを見ていました。
「わぁ〜!蔵ちゃん若〜い!!」
幸「この人パパなん??」
「そうだよ〜!カッコイイね!」
萌「ぱ〜!きゃ〜!」
幸「萌ちゃんもカッコ良ぇ言っとるみたいや!」
優「なぁ!これもしかして謙也やない?」
幸「あっ!ホンマや!」
「あぁ…謙也さんだね!なんかあんま変わらないね?」
達「ママ!こっちは??」
「その人は……小石川さんじゃないかな?ちょっと顔うろ覚えなんだけど…」
達「こいしかわしゃん??誰??」
「ちょっと前に赤ちゃんの写真送ってくれたパパのお友達居るでしょ?あの赤ちゃんのパパさんだよ?」
達「たっちゃん分かんない!」
「ははは…あっ!こっちは小春さんと一氏さんだ!」
優「あのオモロいオッちゃん達やな!」
「この頃から面白かったんだって言ってたよね!」
幸「こっちは光兄ちゃんと金ちゃんやろ??」
達「ちいちゃいね!」
「そりゃまだ中学生だから今より小さいよ。」
優「でもこっちの兄ちゃんらはデカいで??」
「石田さんと千歳さんね!何回か会った事あるでしょ?覚えてない?」
優「ん〜千歳は覚えとるけど坊主のおっちゃんは忘れちゃったかも。」
達「たっちゃんも〜!」
幸「僕は覚えてるよ!今もずっと前からもパパより大きいんだよね!あと力ごっつ強いねん!」
「そうだね!……それにしても…蔵ちゃんってこの頃から本当にカッコイイんだなぁ…ねぇ?萌ちゃんもカッコイイって思うよね〜?」
萌「あきゃ〜!」
幸「ところでこれ何やっとるとこなん??」
「ん?テニスだよ?パパ達みんなテニス部だったの。」
優「テニスって何や??」
幸「僕知っとる!小さいボールをラケットで打つやつやろ?」
「そうそう!テレビで見た事あるでしょ?」
達「たっちゃん見た〜!ボールぽんぽんすんの!」
「そうだね〜!パパ達ね、凄く上手だったんだって!」
そんなこんな話しながらアルバム見ていると蔵ノ介が仕事から帰って来ました。