第12章 白石家のパパはパンイチがお好き
ヨガの後は夫婦水入らずの時間やねん!
一緒に映画のDVD見たり晩酌したりゲームしたり子供らの前で言えないような話をしたり……イチャイチャしたりな!
蔵「涼子ちゃん?今日も一日お疲れ様!」
「蔵ちゃんもお疲れ様!仕事疲れたでしょ?今日は何人に口説かれたの?」
蔵「口説かれたって…連絡先聞かれただけやで?勿論お断りしたけど。」
「ふ〜ん……蔵ちゃん好みの美人から聞かれたらどうする?」
蔵「俺の好みは涼子ちゃんやで?どんな美人でも教える事はあらへんわ。」
「じゃぁ…私にそっくりな人だったら?」
蔵「涼子ちゃん本人やないから有り得へんな。なんや〜?また心配しとるん?」
「だってぇ…小学校のママさんも幼稚園のママさんも蔵ちゃんの事カッコイイとか言うから…中には美人な人も居るし…」
蔵「絶世の美女に口説かれようが涼子ちゃんのそっくりさんに迫られようが俺は涼子ちゃん以外は興味ないから安心してや?」
「蔵ちゃん…」
蔵「涼子ちゃん…愛しとるで!」
「私も……けどね…?」
蔵「ん??」
「服着るか、せめてそのはみ出してないパンツ履いた状態で言ってほしかった!!」
俺、実はヨガの後もしばらくパンイチで過ごしとんねん。はみ出しパンツのまま涼子ちゃんに真剣な顔で愛しとる言ったら突っ込まれてしもうたっちゅー話や!
蔵「これは失敬した!でも良ぇやん?今日はもぅ寝るやろ?」
俺は涼子ちゃんをベッドへ誘った。ちなみに寝る時も基本パンイチやねん!
「もぅ〜蔵ちゃんったらぁ〜!」
蔵「今夜は寝かさへんで〜!」
正直、はみ出したパンツ姿の俺の誘いに乗る涼子ちゃんも結構な変態なんやないかと思うけどそれはわざわざ言わんでおこう。
その後俺らがどうしたかはご想像にお任せするで!
終