第11章 白石家の子供達が謙也先生の病院で予防接種を受けます
優「えー!?優ちゃん達にはすぐ注射したやんけ!」
謙也「だって…萌ちゃんは女の子やから…」
幸「謙也君!そういうん差別言うんやからな!」
逹「謙也キャベツやー!!」
幸「たっちゃん?キャベツやなくて差別やで?」
「はぁ…謙也先生?萌ちゃんは大丈夫ですから早く注射しちゃってください。」
萌「あ〜う〜!!」
謙也「……ホンマに大丈夫なん?」
「大丈夫だからお願いしてるんです!もぅ!先生がそんな不安そうな顔したら萌ちゃんまで不安になりますよ?」
謙也「………せやな…よし!!覚悟決めてパパッと済ますでっ!!」
覚悟を決めた謙也は萌の腕に慎重に注射針を刺した。
萌「うっ…ふぇ〜ん!」
「萌ちゃん頑張ったねぇ?」
謙也「萌ちゃんごめんな?痛かったな?でも頑張って偉かったで?せやから…そないに悲しい顔せんといて!」
幸「僕らの時とだいぶ態度ちゃうな…」
優「やっぱ差別や!」
達「謙也のキャベツー!」
こうして時間はかかったがなんとか無事に予防接種を終えた白石家の子供達なのであった。