第2章 順調に4人の子持ちになりました。
蔵「俺が替えとくから涼子ちゃんは夕飯の支度続けてや?」
「え〜?でも、なんかここ最近毎日蔵ちゃんばかりウンチのオムツ替えしてるじゃない?仕事で疲れてるのに…」
蔵「涼子ちゃんかて毎日家事育児で大変やろ?良ぇんやって!俺がやりたくてやっとるんやし!」
「蔵ちゃん…ありがとう。」
蔵「ホンマ良ぇんやって!萌ちゃんのウンチやおしっこなら手に付いてもエクスタシ〜!としか思わへんしな!」
「………それ、外では言わないようにね?変態と思われたら大変だから…」
あれ?涼子ちゃんが中学生の頃はエクスタシ〜!って言うとウケたんやけど真面目な返事されてしもうたわ。
萌「ふぇ〜ん!!」
おっと!ウンチ付いたままやと萌ちゃんが可哀想や!早く替えてやらんとな!
蔵「萌た〜ん?今オムツ替えたるかんな?幸ちゃんと優ちゃんはオムツ替え中にたっちゃんがこっち来ないように見ててな?」
実は三男の達ノ介は萌ちゃんのオムツ替え中に使用済みオムツを持ち去って振り回したという前科があんねん。あの時は大変やったわ…。
魔の2歳児と言われている年齢のわりに普段はあまり手のかからない子なんやけど…突然の謎行動を起こす事があるんや。
幸「任せとき!」
優「優ちゃん、たっちゃんと遊んだるで!」
蔵「おん!頼んだで!」
こうして幸ノ介と優ノ介に達ノ介の面倒を頼んで一安心と思ったんやけど…
達「パ〜パ!!」
蔵「えっ!?たっちゃん?お兄ちゃん達と遊んでたんやないん??」
達「幸ちゃしっこ!優ちゃんあんぱんぱん!」
どうやら幸ノ介はこのタイミングでトイレに行ってしまい、優ノ介は達ノ介のこと忘れてアンパン◯ン体操に励んどるようや。
蔵「えっと…たっちゃん?優ちゃんと一緒にアンパ◯マン体操やっててや?」
達「やんや!萌たんウンチ!」
蔵「せやで?ウンチしてオムツ替えとるとこやからこっち来たらあかんのやで?」
達「ん〜!!ウンチ〜!!」
なんや怒り出した達ノ介はまたもや萌ちゃんの使用済みオムツを掻っ攫いおった。