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高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第10章 離乳食始まりました


「萌ちゃ〜ん?おっぱいですよ〜?」
萌「んま〜!………ぶー!!」

萌ちゃんはおっぱいを咥えてすぐにいつもと違う事に気付き吐き出した。

萌「ゔっ…ゔわ〜ん!!」
蔵「おっぱい作戦でもあかんか……とりあえず今日はここまでにしようか?」
「そうだね…あんま無理矢理やってずっと食べなくなっても困るし…」

こうしてこの日は離乳食を食べさせるのは諦めた。

次の日…

千歳「お邪魔するたい。」
「あぁ!千歳さん、お久しぶりです。どうぞどうぞ!」

仕事帰りに千歳とばったり会って今日うちで夕飯食う事になったんや。

幸「千歳さん、こんばんわ!」
優「あー!デカい兄ちゃんや!」
達「高い高いー!!」
萌「あぁ〜!」
千歳「みんな大きくなったばい。萌ちゃんも相変わらずむぞらしか。」
蔵「せやろ?世界一可愛ぇやろ?けどいくら萌ちゃんが可愛ぇからって嫁にはやらへんで?」
千歳「ははは…白石は相変わらずたい。」

そしてみんなで涼子ちゃん手作りの夕飯を食ったんやけど…

蔵「あー!?千歳ぇ!何しとんねん!?」
千歳「ん?萌ちゃんが食べたそうにしとったからちょっと食べさせたけん。ダメやったと??」
蔵「萌ちゃんはまだ離乳食始まったばっかなんやで!?」
千歳「だから柔い卵かけご飯にしたと。ちなみに醤油かける前やから塩分の心配はなかとよ。」

なんと千歳はまだロクにお粥も食べれてない萌ちゃんに自分が食べてた卵かけご飯食わせてしもうたんや。

蔵「いや、卵はアレルギーとか気になるし…それにいきなり生はな…」
千歳「…余計な事してすまんかったばい。」
萌「んまー!!」
「えっ?もっと食べたいの??」
千歳「ほら、こげんむぞらしか顔しされて求められたらダメとは言えんばい。」
蔵「まぁ…気持ちは分かるけど…」
「……ねぇ?どうせもぅ一口食べちゃってるんだしもぅちょっと食べさせちゃってもいいんじゃない?」
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