• テキストサイズ

高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第9章 白石家のパパは妻の実家に帰省後は甘えん坊になります


「蔵ちゃん…馬鹿兄貴が会う度にごめんね?」
蔵「良ぇんやて…涼子ちゃんの事が可愛過ぎて仕方ないんやろ?」
涼子父「いや…でもアレは異様なくらいシスコンでね…本当にすまない。」
蔵「そんな謝らんでください。涼子ちゃんと義父さんと義母さんが庇ってくれし…それだけで充分ですから。」

こうしてちょっと気疲れしながらも涼子ちゃん実家で過ごしてたんやけど…帰る少し前に恐ろしいものを見てしもうた…。

?「お邪魔するでー!!」
涼子母「あら〜!梨々香ちゃんいらっしゃい!ちゃんとお仕置きしてくれたのね?」
梨々香「うっす!しっかりシメときましたんで。」

この梨々香さんという人は義兄さんの奥さんで元プロレスラーで物凄くワイルドっていうか…かなり逞しいというか…見た目は中学からの友人の石田銀を女にしたって言ったら分かりやすいやろか?そんな感じの人やねん。

蔵「義姉さん、お久しぶりです。」
「梨々香お姉さん面倒かけてごめんね?」
梨々香「おん!良ぇんやて。可愛い義妹の涼子ちゃんの為なんやから。蔵ノ介さんもすまなかったな。……おい!蔵ノ介さんに詫びや!!」

義姉さんにシメられたせいかボコボコになった義兄さんが後ろに倒れとるのに今気付いた。

梨々香「おっと…やり過ぎたわ。」

うん…これじゃ喋れへんやろうな。悪い人やないんやけど色々とやり過ぎなのがなぁ…帰る前に恐ろしいもん見てしもうたで。
/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp