第6章 叔母ちゃんって呼んだらあかんで?お姉ちゃんやで?
こうして俺らは料理を注文して食べたんやけど…
達「たっちゃんもういっぱい!パパあげう!」
俺は達ノ介の残したマグロ丼の半分以上(大半がご飯)とプリンアラモードのプリンとさくらんぼ以外を食べさせられるのであった。なんでわざわざアラモードにすんねん!果物ほとんど食べないんやから勿体無いやんけ!
それから食事を終える少し雑談した後、友香里を実家に送り届ける……が!またここでひと騒動起きたんや。
幸「友香里姉ちゃん!もっと遊ぼうよ!」
優「姉ちゃん帰っちゃダメ!!」
達「めー!!」
萌「ふっふぇ〜ん!!」
幸ノ介と優ノ介は友香里の腕に、達ノ介は友香里の脚にしがみ付きながら半泣きになり更に萌ちゃんまで泣き始めた。
「こら!お姉ちゃんが困っちゃうからやめなさい!萌ちゃんも泣いちゃったじゃない!」
幸「だってしばらく会えないやん!」
友香里「また大型連休の時に来るから?そんな寂しがる事ないやん?」
優「だって…友香里姉ちゃっ…」
達「ゔっ…姉ぢゃぁ…」
友香里「みんな……そんなに姉ちゃんの事慕ってくれるん?」
優「だって!姉ちゃんと一緒ならデカいパフェ食べれるんやもん!」
幸「せや!ママもパパもそんなに食えへん言うから頼んでもデカいパフェみんなで食うか、ちっこいのだけなんやもん!」
達「たっちゃ…プリンありゃもうどやない…」
友香里「……食い物目的かーい!!もらい泣きしそうになったやんけー!!」
蔵「友香里…なんやすまんな?」
こうして俺らはなんとか子供らを友香里から引き剥がし実家を後にする。
友香里ぎ来てくれると子供らの相手してくれるし子供らも喜ぶから有難いんやけど別れる時に一苦労やな。
幸「姉ちゃん今度はいつ会えるかな?」
優「優、姉ちゃんに今度はサーティ◯ンのトリプル食わせてもらうねん!」
達「たっちゃんプリン〜!」
まぁちょっとすればいつも通りなんやけどな。単純やわ…。
終