第4章 白石家のパパは毎日忙しいです
蔵「今夜は肉じゃがか〜!」
「今日のは美味しくできたと思うよ?」
蔵「ん?涼子ちゃんが作るんはいつも美味いやん?」
「え〜?そうかなぁ?」
蔵「美味いで〜?俺な…涼子ちゃんの作った美味い飯食うとな…幸せ過ぎてホンマに涼子ちゃんと結婚できて良かった思うねん。」
「もぉ〜!蔵ちゃんったらぁ!そんなに褒めても何も出ないよぉ?」
蔵「えぇ〜?チューくらいしてくれても良ぇやん?な?涼子ちゃんからチューしてや?」
「ん〜…なんか恥ずかしいなぁ…」
蔵「夫婦なんやから恥ずかしがらんで良ぇやん?ほら、ぶちゅーっと!」
「じゃぁ……」
涼子ちゃんは恥ずかしがりながらも俺にキスしてくれた。
蔵「ん〜!エクスタシ〜!!」
優「ねぇ?ご飯まだ??優ちゃんお腹減ったー!!」
達「たっちゃんも〜!!」
幸「まったく…イチャイチャするなら夜寝る時にしてや?」
蔵「ゔっ…幸ちゃん言うようになったな…」
…もしかして夜に何しとるか知ってたりするんやろか?
「…とりあえずご飯にしようか?肉じゃがいっぱい作ったからいっぱい食べてね〜!」
優「優ちゃんお肉いっぱい!」
達「たっちゃん人参ないない!」
幸「たっちゃん好き嫌いはダメやで?」
蔵「幸ちゃんは流石お兄ちゃんやな〜!インゲンいっぱい食べや?」
幸「……僕インゲンはいいや。」
優「幸ちゃんインゲン嫌いなん?」
幸「美味くないやん?」
「栄養あるから少しは食べなさいね?」
幸「何の栄養あるん??」
「…………いいから黙って食べちゃいな。」
優「あー!!ママ知らないんや!」
達「ママ知んないんや〜!」
幸「誤魔化さないでちゃんと教えてよ〜!」
「……ゔっ…蔵ちゃ〜ん?」
蔵「えっと……インゲン食べるとな、免疫力を高めるんやで?要は病気になりにくいっちゅー事や!食っといて損はないで!」
「……だってさ?みんなちゃんと食べようね〜?」
優「パパ物知り博士だぁ!」
幸「ママより頭良ぇなぁ!」
「物知らずで悪かったわねぇ!」