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高校を中退して白石蔵ノ介と夫婦になるお話

第4章 白石家のパパは毎日忙しいです


女の人に連絡先聞かれたりたりしながらも無事に午前中の仕事を終え昼休みに愛妻弁当を食べる。

蔵「いただきま〜す!」
小石川「おっ!今日も白石は愛妻弁当なんやな?」

実は中学時代からの友人の小石川健二郎はこの薬局の事務長やっとんねん!よく休憩時間一緒に過ごすんや!

蔵「あったり前やん?愛する涼子ちゃんの……あっ…」
小石川「ん?どないした……あぁ……涼子ちゃん料理の腕上げたやん?」
蔵「おん…でも俺の分は違うのにしてくれると良ぇんやけどな…流石にこの歳でアンパンマン弁当は恥ずかしいで。」

たまに優ちゃんの弁当作ったついでに俺の分までキャラ弁になんねん。味は良ぇし見た目もクオリティ高いんやけど…流石に良い歳した男がアンパンマン弁当食べてるのを見られるんは恥ずかしいので急いで食べる。ホンマは愛妻弁当を味わいたいんやけどな…。
愛妻キャラ弁を食べ終えた後は小石川と雑談をして昼休みが終わり午後の勤務を開始する。

女先輩「白石君?仕事終わったら呑みに行かない?」
蔵「申し訳ありません…帰ったら子供らとお風呂入る約束しとるんで…」

この女の先輩は週末になるといつも俺を呑みに誘ってくんねん。最初誘われた時はみんなで呑みに行くんや思っとって誘いを受けたんやけど…まさかの二人きりだった上に少し呑んだら酔ったからと家に着いて来い言われてな…もぅ誘いには乗らんと固く決めたねん。

女先輩「えぇ〜…また?いつも子供や奥さんばかりじゃない?たまには私に付き合ってよ?」
蔵「いや…そういうわけには…家庭が一番大切なので。」
女先輩「もぅ!そんなんじゃ出世できないわよ?」

はぁ…大きなお世話やっちゅー話や。このやり取りが職場での唯一のストレスやな。
なんとか誘いを断り真面目に仕事をこなすとやっと退社時間になり真っ直ぐ帰宅する。
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