第30章 白石家の長女が逆ナンを撃退します
蔵「…天使や…天使が舞い降りた…。」
「蔵ちゃん?何を感動してるの??」
俺が感動しとるとトイレに行ってた涼子ちゃん達が戻ってきた。
優「パパ〜!たっちゃんがメッチャうんこ長かったんやで!」
達「あー!うんこ言っちゃダメ!」
幸「こういう所でそういう話ししたらあかん!行儀悪いで!」
蔵「あはは…幸ちゃんはしっかり者やなぁ?」
「ところで…何かあったの??」
蔵「あぁ…ちょっと職場の人に会ってな…」
「もしかして例の人?」
蔵「おん…おかげでごっつ気疲れたしたわ。」
涼子ちゃんにはよくあの女の先輩の事相談したり愚痴ったりしとるから疲れた顔で職場の人って言うと分かるんや。
蔵「でもな?萌ちゃんが見事に追っ払ってくれたんやで?しかも可愛ぇ笑顔で良い子良い子って俺の事慰めてくれてな?その瞬間、天使が舞い降りた思ったで。萌ちゃんは白石家の天使や!」
幸「……なぁ?パパ?」
蔵「ん?」
優「この天使、うんこはみ出しとるで?」
幸「ほら、お尻んとこシミ付いとるやん?」
達「お尻くしゃいくしゃい!」
蔵「………ん?ホンマや!?涼子ちゃん?着替えとオムツセット出してくれる?」
「あっ!私が替えてくるよ?」
蔵「俺がやるから良ぇんやて。じゃっ!天使ちゃんを大変身させてくるで〜!」
俺は愛しい萌ちゃんをギュッと抱きしめながらオムツ替えシートのあるトイレへ向かった。
幸「あぁ…あんなに抱きしめちゃって…」
「きっとお尻は大惨事でしょうね…。蔵ちゃんの腕にも付いてそうだけど…。」
優「まぁ天使のうんこなんやから良ぇんとちゃう?」
達「うんち天使〜!」
「だからそういう事を人前で言わないの!」
終