第1章 クリスマスイブはあなたの為に
「ほ、ほんとに行ってくれるんだ…やっぱりカカシ先生とパックンって仲良しだよね」
「付き合いも長いし、まぁオレ達の事気を遣ってくれたんだろうね。オレ今くっついてて離れられなくなってるし」
夢のような時間に本当に自分たちは恋人なんじゃないかと勘違いをしそうになる
「ほ、本当に他の人にこういうことしてない?
愛弟子なのはサクラちゃんもだよね!?」
「確かにサクラたちも愛弟子だけど、楓だけだよ。」
「ど、どうして…?」
振り返ると優しく笑う先生と目が合う
「楓が好きだから」
すごい台詞が聞こえた気がする
クリスマスのせい?幻聴?
「えっ?えっ???」
「クリスマスイブくらい、担当上忍やめさせてよ、ね?今オレは楓の担当上忍はたけカカシじゃなくって、
オフの日のはたけカカシです」
「な、何言って…ていうか、まだクリスマスイブじゃないよ。明日だよ」
「きびし〜」
カカシ先生の意味深な言葉に頭を抱えながらパックンの帰りを待った