第3章 ちりぢり
ふわふわ
(えっ··えっと~~····そう!そうだ!俺も安心してきた!って言いたかったんだ!!)
がたがた
「って!」
「なんだい落ち着きがないね~ほれ弁当だよ」
「ありがと母さん」
けろり
「作ったの桜さんだよ」
「あああ?!」
『あああ?!』
「何か水木さんの悲鳴が···」
「すー··すー···」
(鬼太郎君。君のお母さんは強い人だったよ子を大事にずっとずーっと··)
「···私にも知れたのかしら」
「桜さーん」
「はい!」
「母さんから聞きました··その···弁当··ありがとうございます」
「いいえ、お仕事行ってらっしゃい」
きゅん
「は··はい」
やっぱり
桜さんが家に来てから俺達は前より話が弾んだ