第3章 ちりぢり
「~~♪」
きゃっきゃっ
「あう、あーう」
「母さん」
「なんだい水木」
「何故!!桜さんを家に泊めたんだ!!」
「何って~~鬼太郎が気に入ってるし私も桜ちゃんみたいな女子がね~~(にや)」
ぐぬぬ
「~~~っ!」
「それにわざわざ遠い所から来てるって言うから夜道も不安だからよ。」
✿✿✿
人間と言うのは不思議だ。
一度慣れてしまうとすんなり受け入れてしまう
朝起きて
飯食って
ふと庭を見ると鬼太郎をおんぶしながら洗濯を干す桜さん
(····母さんが言った通りか。昔より母さんも明るくなったし鬼太郎も懐いてるし俺も··)
俺も···??ん???何を言いかけた···?