第3章 カンタレラ
すたすた
「しばらく寝かせとけば直ぐに他の部屋に行くぞぉ!!」
(相変わらずだな··連絡先教えたけど、このまま来ませんように)
「着いたぞ。今日もお疲れだったな!帰宅したら手洗いうがいに部屋の湿度に空気清浄機にアロマ!!きちんとして22時には寝ろよォ」
「百鬼さんは本当にお母さんですね、また明日来ます」
「よく休めよ!またな」
✿✿✿
「えっ」
確か私は見た
酒瓶抱えて百鬼さんに引きずられてる朽森隊長を···
連絡先だって教えたばかりなのに
ひらひら
「おかえり~~~いい匂いする部屋だね」
何故···私の部屋にいるんだ!?
すっ
「すみません、百鬼さん、隊長さんが私の部屋に···!」