第3章 カンタレラ
トン···
「しー··鬼の身体能力は高いし俺は隊長だよ?連絡先だけで君の住所は充分に分かる」
(···花魁坂先生もそうだけど··やはり戦いを前提としてるんだな)
「あの··他の女性も待ってるんじゃないですか?」
「大丈~夫、今日は3人と愛してきたから」
(····曇りない笑顔で平然と··この前叩いた女性も入るんだろうか···)
くる
「ひ、ひとまず百鬼さんに迎えに来てもらい··」
「···」
ぎゅ
「ます··!?」
「何で、俺を好きにならないの?」
「····お?」
好きにならないとか、
そもそも私は··恋愛とか出来そうな体とか顔とかしてないし
隊長さんみたいに女性ゾーンがばがばで誰にでも100パー愛してる人からしたら
··ぴっ
「··今日だけですからね」