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【名探偵コナン】色あせぬ恋【R18】

第8章 可愛い後輩



♦︎♥︎♦︎


「えっ!?モデルのエメちゃん・・・ですよね?」

「はいっ初めまして!1年くらい前からモデルとして潜入してます!コードネームは最近いただいて・・・ギムレットです」



ウォッカに送ってもらいベルモットと合流すると、一緒にいた可愛い女の子。

小顔で私より15センチほど背が高く、手足の長いスラッとしたモデル体型。

初対面なのにどこかで見たことがあると凝視していたら・・・最近話題のモデル、"エメ"だった。

ハーフの顔立ちが美しい・・・。



「ミモザ、この子のファンだったの?」

「あ、はい・・・キラキラしていて可愛いなぁと・・・」


思っていたのに。

まさか黒の組織の工作員だったなんて・・・開いた口が塞がらない。

1年前なら私と同時期だ。

新入りの世話と言うから入って間もない人なのかと思っていた。



「嬉しいですっ!ありがとうございます!私もミモザさんの噂、聞いてますよ〜」

「噂・・・?ど、どんな・・・?」

「幹部のジンさんのお気に入りだって!恋人なんですか?」

「恋・・・人・・・・・・まぁ・・・はい・・・」



顔から火が出そうなほど恥ずかしい。

ジンと恋人・・・というか・・・想いが通じ合ったのは、つい数時間前のことで。

先程まで何度もキスをして何度も身体を重ねて・・・・・・思い出すと顔がニヤけてしまう。



「やっとくっついたのね・・・世話の焼ける・・・」

「その節はお世話になりました・・・・・・って、エメちゃんの前でやめてくださいよ!」

「幸せそうですね〜!私もジンさんに会ってみたいので紹介してくださいっ!」

「・・・機会が、あったら・・・」



オリーブ色のカラコンを入れた瞳が輝いていて。

見つめられると眩しくて直視できなくなった。



ジンは・・・エメちゃんのような女の子はタイプだろうか。

可愛くてスタイルが良くて、愛嬌のある子が好きな男性は多いから・・・・・・少し、不安だ。




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