第7章 ライムを添えて ※
どうしよう・・・気持ちいい・・・・・・。
ジンが好きだと伝え両想いになったからか・・・はたまたお酒に酔っているせいか・・・、以前よりも身体が素直になっている気がした。
彼に触れられている乳首が気持ち良すぎて下半身が切なくなり、膝を擦り合わせてしまう。
それに気付かれ密口に指をゆっくり挿れられると、クチュッと卑猥な音が聞こえた。
「すげぇ音・・・・・・そんなに善いのかよ?」
「ひゃぁ・・・ッ・・・んっ・・・あぁ・・・!!」
「お前・・・煽りすぎだ・・・・・・口、開けろ」
「ふ、んあッ・・・」
ジンの熱い舌が口内に入ってきて。
先程のように自分からも必死に絡めていく。
「んやッ・・・・・・そこ、だめぇ・・・あぁッ!」
「バカ、離すな。舌を絡めろ。唾液は飲み込め」
「ふぅ・・・ッ!ぁ、んっ!」
ナカの1番感じる所を責められ思わず顔を遠ざけると、顎を掴まれて再び舌が入ってくる。
腰にはジンの膨らんでいるモノがズボン越しに擦り付けられていて、そちらも意識してしまい・・・。
あぁ・・・ふわふわ・・・飛んでいきそうだ──
「ッ・・・ぃやあぁっ・・・ん!!」
指を奥で曲げられたと同時に絶頂を迎えた。
ビクッ・・・ビクッ・・・と余韻が残り、指を抜かれただけで声が出てしまう。
「はぁっ・・・はぁっ・・・すみ・・・ませ、ん・・・」
「・・・・・・なぜ謝る。不満だったのか?」
「そ・・・な・・・っ!」
そんなわけない、すごく気持ち良かった・・・と、はっきり言いたいのに・・・頭がぼーっとして上手く言えない。
「・・・あ、の・・・」
「・・・・・・シャワーを浴びてさっさと寝ろ。俺はしばらく外にいる」
「・・・・・・え?」
ベッドから降りて煙草を咥えるジン。
想いが通じ合ったばかりなのに・・・置いて行くの?
そして今日も・・・最後まで抱いてくれないの?
やだ・・・行かないで・・・・・・。
「ジン・・・ッ!!」
扉の方へ向かおうとしているジンの背中に思い切り抱き付いた。
「なッ・・・お前・・・・・・」
「ジン・・・・・・離れ・・・ない、で・・・・・・側に・・・いて・・・・・・」