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【名探偵コナン】色あせぬ恋【R18】

第6章 揺れ動く心 ※



♦︎♥︎♦︎


────愛してる・・・ミモザ・・・



思いがけないジンからの告白に驚きを隠せなかった。

彼の口からそんな言葉が出てくるなんて・・・。




私も・・・私も愛しています・・・と言わなければ。

恋人関係になれば、今まで以上に情報を得られやすくなる。

ジンの弱点になれる。

向こうから求めてきたんだ。

これに乗らない手はない。






でも、言えなかった。

言葉にしたら・・・花が咲いてしまう。



自分の気持ちを認めてしまったら・・・NOCとして、"ミモザ"として・・・ジンの側にいるのは無理だと思ったから。



""として、彼の恋人になりたいという願望が生まれると思ったから。




ジンは私の側にいてくれて、私を守ってくれて、心配してくれて。


きっと彼なら、何があっても私のことを1番に考えてくれる。



例え私にしかできない任務があったとしても、絶対に1人では行かせない。


他の男と触れ合うようなことは絶対にさせない。




自惚れかもしれないが、自信がある。







愛してる・・・ミモザ────





脳内で何度も繰り返されるジンの声。



胸の奥から込み上げてくるものを必死に押し殺した。

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