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【名探偵コナン】色あせぬ恋【R18】

第12章 すれ違い ※









「ジン・・・んっ・・・あ、ん!痕・・・付けないで・・・っ」


「こんな服・・・着られないようにしてやるよ・・・」


「あッ・・・やっ・・・!あなたの・・・為に・・・んんっ・・・、着た、のッ・・・!」


「ハッ・・・、俺に抱かれたかったのか?淫乱女。・・・・・・フン、俺の女になるなら・・・抱いてやる」


「はぁっん・・・ジン・・・、愛してる・・・・・・っ!!」


「ッ・・・・・・、愛してる・・・・・・ミモザ・・・」












ガバッと勢い良く起き上がると、呼吸が荒れ汗だくになっていた。

心臓がドクドクと飛び出しそうな音を立てている。


ミモザのことを意識し出した途端にアイツを夢で抱くとは・・・。


しかも、愛してる・・・・・・だと?


嫉妬で強引に抱いていたが、恋人のような甘い雰囲気が漂っていた。




頭の中に張り付いている女はミモザだと認めていなかっただけで、本当は最初から意識していたのかもしれない。




「はあ・・・はあ・・・、はあッ・・・チッ、夢かよ・・・」




夢であれ、乱れた姿のアイツに愛を囁かれて。


ただの朝の生理現象だと言い訳ができない程、下半身が膨れ上がっている。



昨夜はすぐに触れられる距離にいた。


やはりあのまま抱きしめていれば・・・・・・

1人虚しく処理せずに済んだのかと思うと後悔が押し寄せる。




「くそ・・・・・・」




ミモザにコートを掛け別れた後も、アイツを頭で犯し1人で抜いたというのに。



もう・・・手に入れなければ満足できない。

アイツが誰を好きだろうが知ったことか。





他の野郎のものならば、力づくでも奪うまでだ。




「ああ、俺だ。そっちに戻る」



ウォッカに迎えの連絡をし浴室へ向かう。



──早くアイツに会いたい


自分の気持ちを認めたら、想いが溢れ出し抑えられなかった。


この想いを伝えたらアイツはどんな反応をするだろうか。


無理だと拒否されても良い。







絶対に・・・俺の女にする。



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