第9章 初めての制服
身なりを整えて、黒霧と死柄木の待つバースペースへ移動した
『黒霧、おはよ!』
「、おはようございます。朝食はいかがなさいますか?」
『ううん、大丈夫だよ。それより雄英の潜入の話って?』
「ええ。1週間後に雄英に編入する事が決まりました。」
『いよいよかぁ......』
はハイチェアに腰を掛けカウンターの中にいる黒霧を見る。
「不安......ですか?」
『ん......一度は雄英の人とやり合ってるわけだし...もしバレたら、弔くんも黒霧だって危ない目に......』
「ばーか。その時はその時だ。なんとかなる。」
『んっ......』
死柄木が頭を撫でてくれると、本当になんでも出来るんじゃないかってそんな感じがしてくる
「ドクターの協力のもと、の個性届けをセーブからスパイアイに改竄させて頂きました。一応USJで誰かに見られている事を考慮して......」
「足取りも追えなくなるってわけか...やるなドクター」
はUSJ襲撃の時に最後の最後で、銃弾を受ける為に使ってしまったのを思い出し納得する。
「お前、間違ってもそっちの個性は雄英にいる間は使うなよ。」
『はーい』
「そして、、これを。」
黒霧がに渡したのはまだ開けられていない新品の雄英の制服だった。小学校も中学校も通ってないにとって制服というものには憧れがあった。
『えー!!制服だぁ!可愛い!!黒霧!着てもいい?』
目をキラキラさせながら袋を開けていく
「え、えぇ。ちょっ..........。......はぁ。」
「相変わらずの痴女だな.........」
死柄木と黒霧そっちのけで、個性で着ていた服を吸収し、真新しい制服に袖を通していく。