第8章 潜入の前に※
死柄木side
『弔くん、私。入るよ。』
のそんな声が気がしたが、俺は目の前のテレビに釘付けだった。
『弔くん、包帯、変えよ?』
あぁ。もうそんな時間か。
振り返ると、露出の多いキャミソールに短パンだけのが立っていた。
そんな格好で男の部屋来んなよ...
「あぁ...サンキュ。もう消毒だけで大丈夫だ」
『あ、テレビつけたままでいいよ............?弔くん?』
俺は無言での横を通り過ぎ、半分の下心とが手当てしやすい様にとベットの縁に腰をかけを手招く。
「来いよ」
『っっ!』
分かりやすく顔を赤らめてゆっくりこちらに近づき、俺の隣に控えめに座る
風呂上がりなのか、の綺麗な小豆色の髪から香るシャンプーの匂い、ちらりと見える胸の谷間、いつもより露出の多い肌、今すぐにでも押し倒したい衝動を抑えてに左手を差し出す。
「ん...」
『へっ...?あ、あぁ......』
こいつも俺とおんなじ事考えてるのか、なんてらしくも無い事を思いコイツを虐めたくなった。
『え...弔くん?』
「今、違うこと期待してただろ?」
『し、してないっ』
図星じゃねーか。
「フッ..........ほら。頼む」
俺はの予想通りの反応に気をよくしながら再び左手を差し出した。