第8章 潜入の前に※
もうこれ以上無理と、ベットから逃げようとするが弔くんに脚を引っ張られ引きずり戻されてしまう。
『ひゃぁぁぁっ!!!』
再び勢いよく貫いてくる弔くんに半分悲鳴みたいな声が出たが、もうそれを恥ずかしがる余裕などとっくに消えていた。
達したばかりの私の中は敏感になっていて弔くんをぎゅうぎゅう締め付けてしまう。
「っっ!締めんなっ......馬鹿...」
『んんっ!と...むらくん..ぁん....またっ...イっちゃうっ!!!』
「あぁ......一緒にっ......イくぞ...っっ」
私の脚は弔くんの肩にのせられ、更に奥深くを激しく突かれて迫ってくる快楽にシーツをギュッと掴んだ。
『ひゃあぁぁっん!!!』
「くっ.........っ」
何度目かもわからない絶頂に身を任せて、私はゆっくりと意識を手放した。
「以上で全ての競技が終了!今年度、雄英体育祭1年優勝は.........A組!爆豪勝己!!」
意識が薄れる中、薄暗い部屋の中でぼんやり光るテレビからそんな声が聞こえたような気がした。