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【ヒロアカ】白は黒になるが黒は白にはならない

第24章 vs■■■




一直線にガキ共のところへ行くと思った爆豪だが、爆豪は落下するを救出してから抱えたままガキ共の手を取った。


「くそっ......!!やられた...!!と爆豪を捕まえる!!マグネ!!!!」


どこにでも現れやがる......ッ緑谷...!!


「オッケー!ミスター、スピナーくっついて!」

個性でコンプレスとスピナーの身体に磁力を付加するマグネ。極同士を強引に引きつけ反発力を利用してコンプレスをたちの元へ飛ばした。


が。


「救出ッ...優先...!行ってバカガキども.....」


そう言ってコンプレスの前に立ちはだかった巨大化した女ヒーロー。コンプレスが女ヒーローにぶつかる形になり、作戦は失敗。


クソ...


どいつも....こいつも邪魔しやがって...!!!

苛立ちと比例するように全身に痒みが込み上げてくる。

そして目にも留まらぬ速さでマグネ、トゥワイス、スピナーが攻撃されていた。見れば黄色いマントの年老いたヒーローがいた。

「志村の友人か...」

オールマイトの相手をしていた先生がポツリとつぶやいた。


「爆豪少年もこの場から立ち去った!これで心おきなくお前を倒せる!オールフォーワン!」

「こっちも死柄木と渡我被身子だけじゃ。ここからは気ィ引き締めて行くぞ。俊典!」

「弔くん!!終わりたくないですッ!!」


オールマイトは先生に任せるとして、このジジイは俺とトガで相手にすれば────


「弔、キミはみんなを連れて逃げるんだ。個性強制発動。磁力。」


は?


ジジイを倒そうと戦闘態勢に入ったところで先生の言葉と同時に、身体が後ろに引きつけられるような感覚に陥った。

先生がマグネの個性を強制的に発動している。俺以外の男メンバーもトガに付加された磁力に引きつけられるようにして、出されたワープゲートに放り込まれた。


ワープゲートに吸い込まれそうな身体をなんとか地面に爪を立てて持ち堪える。


「だめだ先生...!その身体じゃ...ッ!それに──」


それに俺......の事で...


「まだ、アンタに聞きてぇ事あんの...にッ...!」


俺の必死の叫びも届くことはなく一瞬でワープゲートに引き摺り込まれた。

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