第22章 林間合宿 3日目※
聞こえてきたのはミスターの声。耳につけてた通信機からだ。荼毘も耳に同じものをつけているので今の通信が聞こえてたはず。
なのに......!!
私と繋がった体勢のまま耳についてた通信機のボタンを押して通信を始めた荼毘。
自分の口に人差し指を当てて意味ありげに笑って、口を開いた。
「あぁ悪ィ、ミスター。今取り込み中だ。後にしてくれ。」
『......ッ...ん』
「はぁ....!?オレ今ヒーロー候補生に追いかけられてんだケド!!冗談きついっての!!」
『.....ッ....!!』
焦るミスターの声が私の通信機からも聞こえる。
声出しちゃいけないのに......ッ!!
荼毘とこんな近くにいたらきっと私の声まで拾われてしまう。
片手で通信ボタンを押しながら荼毘の片手は私のお尻を上下に揺さぶっている。声を出さないように荼毘の目を見て首を横に振るがその律動は激しくなる一方で。
もう......だめ...ッ......無理......
『......ッ...』
「何してるか聞きたいか?ミスター」
クツクツと笑う荼毘。
ミスターだけじゃない......!
他のみんなだって聞いてるのに......!
「荼毘!!はやくしねぇと俺捕まっちまうんだケド!!」
パチュンパチュンと響く卑猥な水音。
ナカがひくひく疼き果てが近くなってくる。
「悪ィ悪ィ。こっちももう終わりそうだ。」
その瞬間荼毘がニヤリと笑った。
────もう無理ッ!!
『...ッぁ!....だびッ...あぁぁん...ッ!!』
ずっと快楽を我慢してた身体は、身体を大きく反らせて一瞬で絶頂を迎えた。声なんて抑えられるわけもなく、ただひたすら余韻に浸っていた。
「は......!?ちょ、なに今の!?ちゃん!?」
もちろんそれはミスターや他のみんなにも聞こえているわけで。
「そういうことだ。ミスター。」
「はぁ.....!?おじさんが頑張って目標回収してる時に、なに2人は楽しんでるワケ!?」