第22章 林間合宿 3日目※
「その顔いいねェ。すげェ唆る」
『あっ...ふんぁ...やぁ...だび...ィ...おく...!だめぇ...ッ!』
顔を見られるのが恥ずかしくて、荼毘の首に顔を埋めた。激しく揺さぶられる身体にこんな体勢じゃ逃げることも出来ずに強すぎる快楽の暴力に身を委ねる事しかできない。
「ッこれやべェなァ....ッ...」
『んんッ....ぁん...だびッも...気持ちッいい....?』
首に埋めていた顔を離して荼毘を見ると、普段あまり見ることのできない荼毘の余裕なさそうな表情と艶の含んだ声にドクンと鼓動が鳴った。
「ン.....やべェ...」
そう言った荼毘に自分から深く唇を重ねた。舌を入れて荼毘の舌を捕まえて絡め合う。口内からも荼毘と繋がってるソコからも似たような粘着質な水音が響いた。
「ふ......ンッ...」
『んんッ...ぁ...ん...』
リズム良く上下に揺さぶられる身体に、だんだんと甘い電流が走ってくる。
「お前ら聞こえてるかー?目標回収達成だ。短い間だったがこれにて幕引き!予定通り5分以内に回収地点へ向かへ!」
快楽の波に身を委ねようとしたところで聞き慣れた声が響いた。荼毘の動きも一瞬止まった。
「おい荼毘、聞こえてっか?ちゃんと回収地点の目印に蒼炎焚いてんのか?」
『...ッ!!』
「チッ...」