第20章 林間合宿 1日目※
『...っ!!』
この声、イレイザーヘッド.....!!
「おら、答えてやれよ。イレイザーに怪しまれるぜ?」
荼毘が私の耳元で小さく囁いた。コクコクと縦に首を振り口を開いた。
『先生、わた...ッ...!?...しで...すッ.....ッ....』
竹垣の向こう側にいるイレイザーヘッドに言葉を投げかけたが、目をギラつかせニヤニヤと笑う荼毘の、身体を揺さぶられる程の激しい抽挿が再び始まり上擦った声が出てしまった。
「その声、か?」
『っん......!!』
イッたばかりの敏感な私のナカには強すぎる刺激に下唇をこれでもかというくらいに噛んで、声がでないよう抑えた。
イレイザーヘッドがすぐ隣にいるのに...ッ...!
この男は...っ...!
「ほら答えろって」
この男、わざとやってるな...
荼毘に耳を甘噛みされ肩が大きく揺れた。
『は.....ぁッ...い...』
「...大丈夫か?」
イレイザーヘッドが心配そうな声をあげた。大丈夫じゃないです、と言えたらどんなに楽だろうか。今だけはヒーローに助けを求めたくもなる。
『は.....ッい...ちょっと...のぼせちゃっ...てッ......!?』
湯口からお湯が流れる音に混ざって、荼毘が激しく腰を打ちつける音が響く。聞こえちゃう、そんな意味を込めて荼毘を睨み首を横にブンブン振るが、荼毘の腰は激しくなるいっぽうで。
だめ......ッ...またキちゃう...!
「そうか、生徒の入浴時間はとっくに過ぎてる。さっさと出て明日に備えろ。」
『ぁ...ぃ、ッ...く.....はいいッ.....!!』
イレイザーヘッドに返事をするとともに迎えた絶頂。身体を大きく反らせ、荼毘のモノが抜かれた瞬間に噴水のようにぷしゃぁあ、と自分のナカから液体が放出され、私のおへそのあたりには荼毘の白濁した欲をかけられた。
「ハ...イレイザーがいる隣の風呂場で潮吹きやがって。いつからお前はそんな淫乱女になったんだよ。なァ?」
快楽の余韻に浸ってる中、今日だけで荼毘に何度もイかされ、訓練と称され森を走り回り疲れきった身体は、もはや言い返す気力すらなかった。
虚な目で荼毘を見上げていると汗なのか湯気でなのかおでこに張り付いた前髪を丁寧に分けて、額に荼毘の唇が落とされた。