第20章 林間合宿 1日目※
「チッ......動きずれぇなァ...」
『は、ぁ...んんッ!』
そう言い引き剥がした体はやや後ろに倒され、荼毘の手で支えられた。けどそれはより一層奥まで荼毘の大きなモノが届き今までにない快楽が一瞬で押し寄せた。
だめ、もう......ッ...
ぎゅうぎゅうと締め付ける私に、荼毘も私の絶頂が近いことが分かったのか私の耳にピタリと唇をつけ、クツクツと笑いながら言う荼毘の声が聞こえた。
「けどお前、今イッたらやべーんじゃねェの?」
え......?どういう──
『んんぁぁッ......!!』
荼毘の言葉の意味を理解する前に、身体を大きく仰け反らせて震える身体。
そして
カランカランカランカラン
私の身体から出てきた小刀やガスマスクが石畳に散らばり、金属音が大きく響いた。
当然こんな大きな音が、隣の男風呂に聞こえてないわけがなくて。
「おい、誰かいるのか」